アロマセラピーを取り入れたいけど、なんだか難しそうと感じている人も少ないと思います。
ですが、難しく考えずにまずは好きな香りを見つける事から初めてみることでいいのではないでしょうか。
お香や線香など、原産国によっても香りの特徴が違っていたりしますので、まずは好きな香りを楽しむことから始めるといいと思います。また、香木の種類、伽羅や沈香によっても香りはことなります。
心理的にも、いい効果をもたらす事が立証されています。
寝室などは、就寝前などにお香や線香を焚いておく事で、リラックスしてしっかりと睡眠が取れるなどといった利点などもあります。
好きな時に好きなお香や線香を使うだけでいいのです。
香りを楽しむ 香木、伽羅、沈香について。
今からするとかなり昔のインドにおいて線香は発明されました。
インドは日本と比較してみるとかなりの高温です。腐りやすく悪臭が発生する事もあります。そんな環境の中でお線香は非常に重宝される存在であったのだろうと考えられます。
日本で線香が使われるのは仏教と深く結びついている事が多いですが、実際はとても役に立つ物だとも言えるでしょう。線香は実にたくさんの役割があります。
現在でも幅広く使われていますが、その背景を考えてみるといかに線香が優れている物であるかを知る事ができます。
いろんな効能があると言われているお香は現在でも多くの人に愛用され続けています。なんだか気分がすぐれないと感じる時や体調がよくないと感じる時、またはストレスを感じている時などにお香を用いられる事もしばしばです。
お香には香りの種類があります。それぞれの香りによって違った効能があります。そのため、どういう時にお香を使いたいのかを考えて好きな物を選びましょう。
また、気に入った香りがあれば効能に関係なく利用するのもいいですね。お香をたくさん使って楽しい毎日を過ごしましょう。
ご先祖様にお線香をあげるのを忘れてはいけません。このお線香は、たぶという木の皮と香木からできております。
お香の中でも極上とされ、珍重されるものが伽羅です。伽羅の原木が沈香と呼ばれる香木です。正式には沈水香木という名で、沈丁花の一種です。この沈香は香木の中でも有名なものの一つで、インドやミャンマー、インドネシアなどの地域に分布しています。
この沈香は、病気や害虫などによって痛んだとき、木を守る防御策として樹脂を分泌します。人工的に木に傷をつけて樹脂を分泌されることもあります。こうして分泌された樹脂が乾燥したのち、原木の一部と樹脂の塊を一緒に削り取った部分を土中に埋めます。
これが年月をかけて香り豊かに変化したものが、伽羅と呼ばれる香です。そのままでは香りがあまりない沈香ですが、これが自然に育まれたのちに、高貴な香りとされる伽羅になるのです。
より一層、旅館で楽しいひと時を過ごす事ができる様にという目的で、旅館ではお香が利用されている事もある様です。
旅館では独特の美しさのある和室の部屋で、特別な一時を目で楽しむだけではなくて、お香があると鼻でも楽しむ事ができます。お香があると、普段とは違う非日常的な雰囲気を満喫する事ができるでしょう。
旅館に入ったらお香のいい香りがすると、楽しいひと時が過ごせそうだと期待する人も多いのではないかと思います。
お香が旅館で使用されている場合には、旅の疲れも癒されて、気持ちよく感じる事もあるのではないかと思います。もちろん自宅で使用するというのもいいですが、旅館で使用されていると和の文化に対してより魅力を感じる事もあるでしょう。